レオナール・フジタ ゆかりの地を巡る旅

「乳白色の肌」で知られるエコール・ド・パリの画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ、1186-1968)。彼が描いた女性や子供や猫たちは、没後50年を過ぎた今も色あせない独特な魅力を放ちます。その藤田が過ごしたパリと近郊、およびシャンパーニュ地方のゆかりの地をめぐる旅です。

 

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1日目 パリ

「エコール・ド・パリ」の中心だったモンパルナスを散策。1920年代前後、フジタ、シャガール、モディリアーニなどの外国人アーティストたちが活動拠点とした共同アトリエ「ラ・リューシュ(蜂の巣)」は、かのギュスターヴ・エッフェルが1900年の万博用に設計した建物を移築したものです。現在は当時の外観を残しつつ、1階のスペースではアートの企画展を開催しています。フジタやピカソ、コクトーなどが通ったカフェ「ラ・ロトンド(La Rotonde)」や「ラ・クーポール(La Coupole)」には、今でも当時の画家たちの絵が残っています。

 

2日目 ヴィリエ・ル・バクルのアトリエ

パリから日帰りでヴィリエ・ル・バクルへ。フジタの最後のアトリエ兼住居「Atelier Maison Foujita」を訪れます。画家の生前の様子がそのまま残るアトリエには、ランス礼拝堂の壁画の下絵もあります。

 

3日目 シャンパーニュ地方 ランスへ

パリから高速列車TGVで約45分のランス(Reims)へ。

  • ノートルダム大聖堂: フジタは1959年、72歳のときにランスのノートルダム大聖堂でキリスト教の洗礼を受け、レオナールという名を与えられました。この大聖堂はシャガールのステンドグラスがあることでも有名です
  • ランス礼拝堂: フジタが晩年に手掛けたのがランス礼拝堂(5月から9月のみオープン。冬季休業)。シャンパンのMummの敷地内に建つこの礼拝堂をフジタは自ら設計し、内部をフレスコ画とステンドグラスで飾りました。現在、フジタと君江夫人はこの礼拝堂の下に眠ります。
  • ランス美術館: 君江夫人の遺言により、2017年にランス美術館に世界最多となるフジタ作品が寄贈されました。
  • カーネギー図書館: アールデコの装飾が美しい建物。フジタが挿絵を描いた57冊の希少本の蒐集を進めています。

 

4日目 ランス滞在

シャンパーニュ地方を訪れたら、シャンパン・メゾン巡りは必須です。世界遺産都市ランスでも、大手メゾンから小規模な造り手まで、多くのカーヴが見学可能です。それぞれの特徴や歴史を学ぶと、シャンパンのテイスティングも一層興味深いものになります。 

 

5日目 パリから帰路へ

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